December 21, 2004

正しい事って何?

いろんな人がいる、だから世の中面白い。
と思うようにしている。
でないと、生きているのが辛くなる。
自分の意見がすべて正しいというわけではない。
人はよく、『普通はこうだ』とか『普通はこうでしょう』という言い方をする。
でもこの『普通』というのは、その人の『普通』であって、他人の『普通』ではないことが多い。

だから、大切なのは、『自分はこう思う』と声に出して言うことではないだろうか。
他の人に違う意見を言われたら、素直にその意見は受け止め、自分なりに消化して、それでも自分の意見があれば発表すればよいと思う。
確かに多民に属せば安穏な日々を過ごせるだろう。
だけど、それで自分を表現することができるのだろうか?

大勢の意見の反対のことを発言するのは勇気がいることだと思う。
他人と違うことをするのは、勇気がいることだと思うが、それ無くしては個性を表現することはできない。

人と違うことをするのは苦労する、大変な思いもする、でもそれでも自分の意見を発表することができる人を勇気がある人だと思う。

イラク戦争が始まりそうなときに、多くの国が米国の意見に傾き、日本を含む多くの国が戦争はやむを得ないという雰囲気だった。
私の知り合いが、その時に、「もっと慎重に調査して対応するべきで、戦争をするべきではない」という趣旨のことをマスコミに発表したらしい。
その人は、当時ひどいバッシングを受けたそうだ。
しかし、今になってその人が言っていたことが正しかったのは、世間が認めるところであろう。

私のチビがランドセルを選ぶとき、葡萄色のパステルカラーのランドセルを選んだ。
私の嫁さんが、チビに『みんなが選ぶような普通の赤のランドセルの方がいいんじゃない?』と言ったら私のチビは『人は人、私は私だから良いの!』と言ったそうだ。(#^_^#)
さすが私の娘だと拍手したくなった。
(この前授業参観へ行ったら、案の定同級生(女子)のランドセルは、ほとんど赤でパステルカラーの葡萄色は私のチビだけでした
でも同級生と仲良くやっています。)

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